インドネシア東部の秘島フローレス島。島内の多くの火山の中でも、クリムトゥ山は、異なる色の水を湛える3つのカルデラ湖で知られ、フローレス島西部のコモド島では、世界最大のオオトカゲ、「コモド ドラゴン」が生息します。
フローレスアラビカの産地は標高1100~1700m程度。
現地名で「Julia」と呼ばれるTypica種をはじめ、Caturra種やAteng種が、防虫剤や殺菌剤は勿論、肥料も発酵果肉のみといった伝統的な方法で育てられ、丁寧に手摘み収穫されたチェリーは、ドライファーメンテーション(非浸水発酵/12-16時間)後、Gilling Basahと呼ばれるスマトラ式で精製されます。
手間のかかる手選別で厳選されたコーヒーは、柔らかなボディ感と仄かな香りを持つ、非常にクリーンなカップです。