エチオピアはアラビカ種のコーヒーの原産地です。
主にヨーロッパ人によって栽培が広められた中南米やアジア、アフリカのコーヒー生産国とはちがい、この国のコーヒーの歴史は森の中に自生する野生のコーヒーの木に始まり、日本の茶道のような「コーヒーセレモニー」という特有の文化が根付き、エチオピアコーヒーがもつ独特の風味は世界のコーヒー愛飲家を魅了しつづけてきました。
2020年にそのエチオピアで初めてカップ・オブ・エクセレンスが開催され、大成功を収めています。
「エチオピア アイェル」の生産者であるAyel氏は(2022年現在)65歳で、7人の子どもたちがいます。
シダモ州のベンサ地域、シェンタワネ・カベレ地区というところに約3ヘクタールの農地を所有しています。
74158という品種を栽培し、今回アナエロビックプロセスのコーヒーに仕上げ、入賞を果たしました。
74158栽培品種
エチオピアのJimma Zone(ジマゾーン)にあるJARK(Jimma Agricultural Research Center)で種子選別されたCBD(コーヒーベリーボーラーディジーズ)に耐性を持った品種のひとつです。
多品種を掛け合わせるのではなく、特定の栽培グループから選抜を繰り返して耐性を強化したものです。
こうしたCBD耐性品種は近年、COEの入賞ロットにも含まれています。
こちらの商品は「15Kgアルミバキュームパック」です。